習慣3 自分が矢面に立つんだ!

仰々しいタイトルにしましたが笑

私の場合、これが一番の課題でした。

忘れられない新入社員研修

新卒で入った会社の新入社員研修で、1ヶ月ほど現場の支店を体験しました。その最後の日に学んだことを発表するにあたり、支店長に発表しました。

そこで支店長に指摘されたことが忘れられません。『言っていることが全部模範解答になっている。もっと自分の言葉で考えて、話してほしい』『自分が働いて食べたり、家族を養ったりしないといけないんだよ

どんな発表をしたかと言うと、現場で言われたことや見たことをただ焼き直しただけのスライドを作ったんですね。

思えば研修中も何の目的意識もなく、学校の授業のような感覚でした。穴があったら入りたいです。だって現場は自分の生活の糧になる第一線です。そこを、今後不可能なくらいどっぷり経験できる機会を生かさなかったんです。お金をもらってこの出来でした。それが支店長の『自分が働いて食べたり、家族を養ったりしないといけないんだよ』という意味だと思います。高みの見物ではなく、自分が責任を持って矢面に立たないといけないんです。

そこで働く覚悟はあるか?

こういう態度は就職活動の時にも出ていて、それが失敗の大きな要因だったんだと思います。まるで大学の授業を決めるかのような感覚で企業選びをしていました(企業選びについては後日)。皆さんは、その企業でトラブルや辛いことの矢面に立つ『覚悟』ができるのか?と自問自答してほしいと思います。

前回のエントリーで2016年の電通社員自殺事件について触れましたが、この事件直後の合同説明会で電通のブースに来た学生へのインタビュー記事を読んだことがあります。

【ニュースの深層】「過労死気になりませんか?」あの事件があっても「電通」ブランドは健在か 就活中の学生に聞いてみた - 産経ニュース

フリーではなく組織で働く以上、『どういう働き方をするかは自分次第』とは言えないと思います。人がほとんど変わっていない訳ですから、組織風土も変わっていないと推測することもできます。自分が過重労働する可能性も十分あるんです。そこが分かっていれば、この記事の学生のような発言は出てこないと思います。

まとめ

仕事ではお金をもらう側に回る(ここがとても重要です)ので、学校の授業と違い適当に流したり他人事でいたりすることはできないんですね。自分が食べていくために、自分が責任を持って矢面に立つ訳です。その覚悟を持った上で、慎重に企業や職種を選びましょう。