習慣4 手段を目的化しない
こんばんは。梅雨らしい雨空で冷え込んだ一日でしたね。体調に気を付けてください。
さて、今日のお話。目的意識を持って行動しましょうということです。学校で『やることに意味がある!』と言われたことはありませんか?
何のために勉強するのか?
例えば受験勉強。行きたい学校に行ってなりたい姿に近づくために勉強するんだと思います。
決して勉強するために勉強しているのではないはずです。しかし、どうしても何のために進学するのか見えずに、勉強するために勉強するケースも多いですよね。
説明会の目的は何でしょうか?
これと同じことが就活でも起きることがあります。説明会を受けるために説明会に行ったり。
私は新卒の就活の時、毎日毎日予定を企業説明会やセミナーで埋めて、就活をやった気になっていました。スマホのメモ帳に説明会に行った企業名を書いて安心していました。(もちろん視野を広げるという意味では大切です。視野については後日書きます。)
でも説明会は説明会に参加するために参加するのではなく、ネットでは分からない企業の情報を知るために参加するものですよね。そんな意識だから、説明会中に居眠りとかしていたんだと思います。
就活の目的=就職すること?
就活自体も、就職することが目的ではないと思います。沢山あるとは思いますが、まずは経済的に自立することですよね。そして仕事を通して成長するためでもあると思います。
まとめ
就活で手帳に予定を書き込む時は、何のためにこのことをするのか?自問自答してください。予定の横に書き込むのもいいと思います。これができれば、学生生活や仕事もより充実すると思いますよ。
習慣3 自分が矢面に立つんだ!
仰々しいタイトルにしましたが笑
私の場合、これが一番の課題でした。
忘れられない新入社員研修
新卒で入った会社の新入社員研修で、1ヶ月ほど現場の支店を体験しました。その最後の日に学んだことを発表するにあたり、支店長に発表しました。
そこで支店長に指摘されたことが忘れられません。『言っていることが全部模範解答になっている。もっと自分の言葉で考えて、話してほしい』『自分が働いて食べたり、家族を養ったりしないといけないんだよ』
どんな発表をしたかと言うと、現場で言われたことや見たことをただ焼き直しただけのスライドを作ったんですね。
思えば研修中も何の目的意識もなく、学校の授業のような感覚でした。穴があったら入りたいです。だって現場は自分の生活の糧になる第一線です。そこを、今後不可能なくらいどっぷり経験できる機会を生かさなかったんです。お金をもらってこの出来でした。それが支店長の『自分が働いて食べたり、家族を養ったりしないといけないんだよ』という意味だと思います。高みの見物ではなく、自分が責任を持って矢面に立たないといけないんです。
そこで働く覚悟はあるか?
こういう態度は就職活動の時にも出ていて、それが失敗の大きな要因だったんだと思います。まるで大学の授業を決めるかのような感覚で企業選びをしていました(企業選びについては後日)。皆さんは、その企業でトラブルや辛いことの矢面に立つ『覚悟』ができるのか?と自問自答してほしいと思います。
前回のエントリーで2016年の電通社員自殺事件について触れましたが、この事件直後の合同説明会で電通のブースに来た学生へのインタビュー記事を読んだことがあります。
【ニュースの深層】「過労死気になりませんか?」あの事件があっても「電通」ブランドは健在か 就活中の学生に聞いてみた - 産経ニュース
フリーではなく組織で働く以上、『どういう働き方をするかは自分次第』とは言えないと思います。人がほとんど変わっていない訳ですから、組織風土も変わっていないと推測することもできます。自分が過重労働する可能性も十分あるんです。そこが分かっていれば、この記事の学生のような発言は出てこないと思います。
まとめ
仕事ではお金をもらう側に回る(ここがとても重要です)ので、学校の授業と違い適当に流したり他人事でいたりすることはできないんですね。自分が食べていくために、自分が責任を持って矢面に立つ訳です。その覚悟を持った上で、慎重に企業や職種を選びましょう。
習慣2 正解は自分で作るものなんだ!
前のエントリーでも触れたんですが、特に大学受験を必死に頑張った方は、就活でもそれと同じことをしようとしてしまうケースがあると思います。
私もそうでした。宣伝っぽくなってしまいますが、そういう方におすすめなのがこの本。
きっと目から鱗だと思いますよ。この本にこのような記述があります。
いい大学、会社に入ることが幸福へのプラチナチケットであり、逆にここを逃せば、そのあと巻き返しのチャンスはないと繰り返し諭される。
しかし現在、「いい大学からいい会社ににはいる」だけでは幸せになれないないと、誰もが実感している。
特に地方旧帝大に進学した方は受験生時代、このようなことを先生や親から繰り返し言われたのではないでしょうか。
幸せは自分で創るもの
しかし、それだけでは幸せになれないのは、一線で働いていれば誰もが感じていることだと思います。2016年に起きた、東大卒の電通社員自殺事件は典型例ではないでしょうか。また、かつて勢いを振るった企業が落ち目になったケースは沢山ありますよね。
机の上に置かれた問題集にがむしゃらに取り組むだけでは幸せになれない時代です。まず学校を出たら、問題も与えられないんです。自分で問題を考えて、答え合わせも自分ですることが求められます。模範解答すらありません。
げぇっ…と思うかもしれませんが、一度このスタイルに慣れたら楽しくて仕方ないですよ。幸せは自分で創るものなんだと実感する時が来ると思います。
押し殺されていた持ち味を出しましょう!
学校で問題集を解かされることで押し殺されていた自分の色、持ち味を出す快感。もう学校には戻れません笑皆さんにもこの快感を是非体験してほしいと思います。
まとめ
受験で身についた行動習慣は、役に立つこともありますが、世の中を渡って行く上では妨げになることも多いです。
自分はどうなれば幸せと言えるのか、自己分析を通して深く考えましょう。
習慣1 失敗と挑戦
こんばんは。昨日は関東甲信越まで梅雨入りしましたね。
筆者は会社で業務上のトラブルが発生し、終息させるのに協力するので必死です。
もちろんつらいですが、小さな会社で自分に役目があるのが感じ取れるので充実感を感じています。
説明会とかで仕事の醍醐味は?とか質問していた記憶がありますが、それは綺麗なものだけでなく、こういう泥臭い、きつい中から生まれることもあるんじゃないですかね。(仕事内容を出すわけにはいかず、上手く伝えられなくてごめんなさい)
さて、本題に戻ります。まず最初の習慣は失敗することです。
今も思い出す、高校受験直前
地方旧帝大に通う方の中には、公立トップ校出身の方が少なくないと思います。
しかし私はそうではありません。2番手校出身です。では、高校受験に失敗したのかと言うとそうではなく、自らの強い意志(笑)でランクを下げました。
高校受験の願書を出す時、塾の先生から個別面談されて固く止められたのを思い出します。
当時は堅実にいきたいとか、私立高校の学費が高いとか言っていましたが、10年経った今なら言えます。落ちるのが怖かったのでした。
失敗から学べること
今考えると、この出来事から挑戦しない癖がついたのかなと思います。
成功より、失敗から学べることは多いと思います。例えば、高校受験の例なら、高校受験で失敗の味を知ったなら大学受験では失敗しないよう勉強に打ち込むと思います。
自分が今抱えている商品トラブルでも、対応で死にそうな思いをしたら、次からはしないよう、目に穴が空くほど検品することでしょう。
なぜその失敗に至ったのか?考えて対策することで、なんとなく成功するより多くのものを得られるのではないでしょうか。特に、ビジネスの世界はトライアンドエラーの連続です。
更に、私は就活に失敗して以来、世の中でつまづいた方々に少なからず思いをはせる事が出来るようになりました。
古くから言われる通り、失敗を通して人は成長するものなんですね。これは後の機会にお話しますが、挑戦するのってとても楽しいですよ。
失敗経験がない=挑戦したことがないのでは?
面接でよく聞かれる質問に、失敗経験がありますが、新卒の時はこれに非常に苦慮しました。またしても安全策で大学受験し、楽そうな授業、バイト、生活を選んできたので、失敗したことが思い当たらなかったのです。
ですが、これって自ら成長の機会を捨ててるようなものでしたね。上には上がいます。何かに挑戦すれば、何か失敗し、そこから何か成長できたのではないでしょうか。
その未熟さが出て、面接で『この人とは一緒に働きたくない』と思われたのではないでしょうか。
まとめ
失敗すること、そして失敗するかもしれないような挑戦をすることはとても大切です。
もちろん他人や自分を傷つけるような挑戦は絶対にいけませんが、身の回りに小さな挑戦は沢山あるのではないでしょうか。それに命まで取られるような失敗はそうそうないはずです。
そういう失敗と挑戦で自分を磨いてきた人と一緒に働きたい、と人は思うのではないでしょうか。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
就職活動の反面教師、ここにいます。
はじめまして。
雨降山と申します。15卒で今年26歳です。
50社受けても内定出ず…
タイトルの通り、私は九州にある旧帝大の文学部に現役で進学しましたが、結果として就職活動に大失敗してしまいました。
2年5ヶ月でようやく就職できた会社を退職し、今の会社に転職しました。数年間は本当につらかったです(現職でようやく回復していますが)。
今思えば的外れだった就職活動
当時を振り返ると、今なら分かる的外れな就活をしていました。飛んで火に入る夏の虫のようなことをしたり。
Twitter等で後輩達が同じような苦労をしようとしているのを見て、少しでも実りある大学生活・就職活動・新社会人時代を手に入れてほしいと願ってブログを始めました。
明日からは、50社受けても内定ゼロいう結果に至った理由を私なりにずっと分析していたので紹介します。
①大切な心構え
②学生時代の過ごし方
③就活の流れ
私のプロフィール(参考)
参考までに、高校卒業以降のこれまでの私のプロフィールを紹介します。
※当時は今と就活スケジュールが違い、3年生の12月から説明会、4年生の4月から面接でした。
2011年4月:大学に現役合格
2011年8月:ブラック塾講師バイトを始める
2012年4月:夢だった希望通りの研究室配属
2013年8月:県内2番手地銀のインターン参加
2013年12月:意気込んで合説に行きまくる
2014年5月:県内某企業に内定
2015年4月:内定先に入社
2015年8月:千葉の田舎に配属
2017年9月:現職に転職
まずは、物事に対する姿勢からです。